受験対策に親が取り始めてから、結婚して子どもが4人生まれるまでの約30年間朝日新聞を読んでいました。
それが、安倍さんが首相になったのを機に、小川栄太郎さんの「約束の日 安倍晋三試論」を読んでみました。
そうしたら、「えーーーっ!」ということばかり。
第一次安倍政権の時に朝日新聞を筆頭とした大手メディアが、安倍さんを抹殺したとは知りませんでした。
しかし、逆に朝日新聞を読んでいたので、自分が如何に安倍さんに対して負のイメージを刷り込まれているかがよくわかり、納得できました。
ちょうどその頃また、「なぜかわからないけど、朝日新聞ってつまらないなあ」と感じていました。
小川さんの言うことも逆に朝日新聞に対する単なる誹謗中傷かもしれないと思い、とりあえず朝日新聞を批判的に読んでみようとおもいました。
そうすると、朝日の一面は3種類に分類できました。
1 政府発表を垂れ流し だから、単に役所の広報なのでつまらないのです。
2 安倍さんの負のイメージ作り 例えば「株価1万500円を割った」と見出しに書いてあるのですが、良く読むと全体の流れとしては株価は上がっているのに、昨日より下がったというだけで、一面の見出しです。サブリミナル効果を狙って、安倍さんに負のイメージを植え付けようとしているのがよくわかります。
前回は年金問題をすべて安倍さんが悪いように言っていたのと一緒です。
3 他の新聞でも報道している大事件 アルジェリアの人質事件のような記事です。
そこで、まず新聞をどうしようか悩みました。
毎日は朝日と同じ路線、東京・中日新聞もどうもそっち側、日経新聞も企業の広報の垂れ流しらしい、読売は風見鶏的な印象と、私がアンチ巨人、アンチナベツネなため拒否感が強く、産經新聞は「幸福実現党」に近いとウィキペディアに書いてある上、子どもが読み始めた子ども新聞もないし・・・
初めは朝日新聞の記事への疑問を、「ご意見」として送り続けました。
同時進行で、中国、朝鮮関係の本を読み漁りました。
私は本多勝一さんの「中国の旅」を読み、その内容を信じていました。
従軍慰安婦問題も「そういうこともあったのかなあ」と思っていました。
読む本が偏っていたかもしれませんが、どの本を読んでも、自分が朝日新聞にうまく洗脳されていたことがよくわかりました。
決定的だったのは、若宮主筆が最後に書いた社説と自分の総括的な記事です。
社説はとても投げやりで、「私はどうせ安倍さんに負けましたよ」という気持ちがにじみ出ているものだったし、総括的な記事は一面を割いているのに歴史がだらだらと書いてあるだけで、若宮さんの考えや気持ちが全く伝わってこないものでした。
そこで、やっと朝日新聞と縁を切る決心がつき、あとは新聞をとるのをやめるか産經新聞をとるかどうかに絞られました。
たまたま大雪の影響で数日電車通勤になったので(いつもは自転車通勤)、駅の売店で産經新聞を買い、朝日と読み比べました。
産經新聞には、中国、朝鮮関係の記事がやはり朝日より多く、憲法改正、国防軍、スパイ防止法賛成という朝日新聞には絶対載らない主義主張が見られました。
しかし、朝日ほどではないですが、これらの主義主張とは、若干違う人の意見も載っていて、サブリミナル効果を狙っていない印象を持ちました。
朝日のようにずるい印象操作ではなく、産経は自分の主義主張を堂々と載せながらも、異論も併記している潔さを感じました。
そして、妻に「朝日新聞をやめて、産經新聞にしたいから、プレゼンさせてくれ」と訴えました。
夜中に書いた図を基に、朝日新聞が某アジアの国の広報機関に成り下がっている状況や、サブリミナル効果を使用して読者の印象操作をしていることを説明しました。
意外と早くしかし若干渋々妻は同意してくれました。
それからは産經新聞をとっています。
朝日のような分厚さはありませんが、興味深い記事は産経の方が多く、新聞を読むのが楽しみになりました。
でも、産經新聞の発行部数って全国紙では一番少ないんですよね。
産經新聞ももちろん足りないところ、間違っているところもあると思いますが、今のところ新聞の中では一番ましだと思います。
皆さんもぜひ産經新聞がつぶれないように、購読しましょう。
だって、産經新聞がつぶれたら読む新聞なくなりますよ。
産經新聞に入っている折り込み広告の少なさに「そのうち産経はつぶれるのでは」と心配になります。
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