左翼と右翼はどう違うのか整理してみました。
1 革新か保守かという意味では、「変えていこう」というのが左翼で、「今までのを大切にしよう」というのが右翼になります。
2 弱者や強者への姿勢という点では、「弱者にやさしい」のが左翼で、「強者優先」が右翼です。
3 イデオロギーとしては、共産主義が左翼で、資本主義が右翼になります。
でも、この分け方だとおかしくないですか?
だって共産主義国って弱者にやさしいですか?
貧富の差が激しく、戸籍を持っていない人もいて、言論の自由が制限されていて、弱い少数民族を虐殺している某共産主義国家って本当に左翼ですか?
強制収容所があり、国民が飢えで苦しんでいても核開発にお金を回し、偽札を作ったり、外国人を拉致誘拐する国が「弱者にやさしい」国ですか?
共産主義とは「能力が高くなく、お金をいっぱい稼げない人が権力を握ることが目的の革命を起こし、その後は軍事独裁政権が国民を支配し続けるファシズム」のことをさすのではないでしょうか?
だから、共産主義は「右翼」なのです!
本当の左翼は「資本主義をベースに弱者へのセーフティネットを用意し、所得を再分配するシステムのある資本・社会主義」だと思います。
もう一つの右翼は金持ち優先の「階級制度の復活を望む」人たちです。
アメリカの多そうです。
日本だと他に「憲法改正反対」「平和主義」が左翼、「憲法改正賛成」「国防軍賛成」が右翼になっていますが、国防に関しては左翼も右翼も関係ないと思うのですが。
「皆平等の理想の世界が共産主義で可能になる」「自分たちが平和主義を貫いているから、日本は外国から戦争をしかけられることがない」と勘違いしている人たちが、現実の某東アジアの二つの共産主義国の現実を直視せず、それらの国に都合が良いようにだまされて、左翼に入っているのではないでしょうか?
国防というのは、自分の家に強盗が入ってきたときにどうするかという問題です。
自分の子どもが殺されそうになっても、自分の妻がレイプされそうになっても、お父さんは戦わないですか?
日本の左翼のように、「私には戦う権利がないので、手はあげません。でもやめなさい!」と強盗に説得をし続けますか?
それから、街宣右翼も外国勢力の「右翼」イメージかく乱部隊だとつい最近知りました。
これからの左翼、右翼の定義は上の2だけにしませんか?
弱者と強者の優先のバランスをどこにとるかということだけで良いのではないでしょうか?
もっと言うと、人間は弱者にやさしくなければ生きている資格がない。
強くなければ大切な人を守れない。
だから、左翼右翼と分かれずに、強いけどやさしい人、国を目指すべきではないでしょうか?
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