2013年3月31日日曜日

TPP

TPPについては新聞を読んでいても何が問題かがよくわかりません。
チャンネル桜の「闘論!倒論!討論!」という番組を見ているとその問題が整理されます。

  1. 関税自主権を守れるか
  2. 様々な規制緩和や日本のシステムのアメリカ化
  3. 結局アメリカが得するためのもの
  4. 尖閣諸島を守ってもらう代償として、参加せざるを得ない
関税自主権というのは、国の主権としてとても大切な物であり、日米修好通商条約で一度奪われ、その後日露戦争に勝って初めて取り戻したものです。
それをまた失うのかということだそうです。
また、新聞ではあまり報道されませんが、アメリカに都合の良いようにアメリカ以外の国のシステムを変えさせることが、実は関税の問題より大きいそうです。
関税がお互いに低くなったとしても、既に多くが自由化されているため、アメリカも日本も国としてはそんなに得も損もしないそうです。
だから、実はこの国のシステムを変えさせてアメリカの企業が参入しやすくすることが隠れた大きな目的だそうです。
アメリカの外交の基本はアメリカ以外の国を仲良くさせないことだそうです。
だから、日本と中国、韓国、北朝鮮が仲が悪いのは好都合です。
仲良くなってアメリカに反抗されても困るし、尖閣問題があった方が日本がアメリカを頼ってくるので、言うことをきかせるのに都合が良いのです。
もともとTPPにアメリカは入っていましたが、後からアメリカが入り、アメリカにとって都合の良いものすることが目的になったようです。
日本以外にお人好しの国はないと思います。
他の国に嘘の歴史で脅されて、言うことを聞いたりするのは、日本ぐらいじゃないでしょうか?
日本が国防軍を持たず、自分の国を自分で守るようにしないと、永遠にアメリカの言うことを聞かざるを得なくなります。
自衛隊がいるから一緒でないかと思う人もいるかもしれませんが、国防軍を持つということは交戦権を持つということです。
自衛隊は「正当防衛」しか許されません。
過剰防衛をしたら、自分の国の人に裁かれなければなりません。
正当防衛というのは相手に撃たれてからでないと撃てません。
今時白兵戦等ありません。
基本はミサイル戦です。
ミサイルを撃ち込まれて、多くの人が亡くなってからでないと、相手を攻撃することができません。
しかし、反撃するということも交戦権がないとまずいのではないでしょうか。
侵略してくる国には自衛隊はあまり役に立たない可能性があります。
世界の他の国々が侵略もしない、相手の国を尊重する国ばかりなら、今の憲法の第9条も良いと思いますが、反日教育を国民にして、日本人には何をしても良いと考えている国に囲まれている状況では、この条文は合わないと思います。

TPPについては、今までも日本政府(政治家と官僚?)はアメリカからの要求を微妙に受け入れながら、大切なところではさりげなく拒否し続けてきたそうです。
民主党政権だったらやばかったかもしれませんが、今の安倍政権ならうまくやってくれるのではと期待しています。

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