2013年9月13日金曜日

日本をソ連に売った男、尾崎秀実

大東亜戦争に日本を巻き込んだのは共産主義者です。その中でもソ連のスパイで近衛文麿首相のブレーンだった尾崎秀実はある意味最高の功労者です。対米開戦の直前に尾崎秀実は逮捕されました。その時まで世間では尾崎秀美を「右翼」と思っていたのです。
この尾崎秀実の手記はとても正直です。尾崎秀実は最初から日本を敗戦に導き、敗戦後のどさくさに紛れて共産主義革命を狙っていたのです。
ぜひお読みください。

 「私の秘かに予想したところでは、第二次世界戦争はその過程のうちにおいて社会経済的に脆弱なる国家ほど最も早く社会的変革に遭遇するべきものであるから、日本もまた比較的速やかにかかる経過をとるであろうと考えたのであります。
 これを最近の段階の現実に照応せしめて説くならば、日本は結局において英米との全面的衝突に立ち至る事は不可避であろうことを、つとに予想し得たのであります。もちろん日本はその際枢軸側の一員として立つ事も既定の事実でありました。この場合日本の勝敗は単に日本対英米の勝敗によって決するのではなく枢軸全体として決せられる事となるであろうと思います。日本は南方への進撃においては必ず英米の軍事勢力を一応打破しえるでありましょうが、その後の持久戦により消耗がやがて致命的なものとなって現れくるであろうと想像したのであります。しかもかかる場合においては日本社会を破局から救って方向転換ないし原体制的再建を行う力は日本の支配階級には残されていらないと確信しているのであります。結局においては身をもって苦難に当たった大衆自体が自らの手によって民族国家の再建(つまり共産主義革命)を企図しなければならないであろうと思います。
 ここにおいては私の大雑把な対処方式を述べますと、日本はその破局によって不必要な犠牲を払わされることなく立ち直るためにも、また英米から一時的に圧倒せられないためにも行くべき唯一の方向はソ連と提携し、これが援助を受けて、日本社会経済の根本的立て直しを行い、社会主義国家としての日本を確乎として築き上げることでなければならないのであります。日本自体のプロレタリアートの政治的力量も経験も残念ながら浅く、しかも十分な自らの党的組織を持たないことのためにソ連の力に待つ点は極めて多いと考えられるのであります。」
(現代でも読みやすいように改変)

しかし、ソ連が日本に宣戦布告してから行ったのは、満州での兵士による婦女子に対する強姦、日本兵のシベリア抑留と共産主義への洗脳です。
尾崎秀実がもし生きていたら、どう思ったのでしょうか?

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