2013年6月7日金曜日

なぜ日本国憲法は軍隊を否定しているのか?

日本国憲法が軍隊を否定しているのはなぜか?
日本人が「もう戦争はいやだ」と思っているから、そうしたのでしょうか?
日本国憲法を作るのに国民が参加したでしょうか?
日本国憲法を発布した時に国民投票を行ったでしょうか?
日本人が平和を求めて、日本国憲法を作ったのではありません。

では、アメリカが日本を武装解除するために日本国憲法を作ったのでしょうか?
アメリカが押し付けた憲法ですが、実はGHQにおける占領時代の前半は、スターリンが後ろから振り付けをしていた共産主義者によってGHQが支配されていたことが明らかになっています。
マッカーサーも途中でそれに気づき、後半は逆コースと言われる反共産主義に変わりますが、憲法が発布されたのはその前なのです。
だから、「二度とアメリカに楯突くなよ」という意味ももちろんありますが、最大の目的は共産主義革命を行うのに当たって邪魔な存在である軍隊を持たせないことが、共産主義者の最大の目的だったのです。
だから、それを知っている共産党と社民党は今も「平和が大切」という当たり前のことをオーバーに言い、あたかも平和主義者のフリをして、日本が軍隊を持つことを反対しているのです。

もし共産党や社民党が仮に政権を取ったら、どうなるでしょうか?
外国の共産党政権と同じことをすると思います。
自分たちのための軍隊を作り、反対派を弾圧します。
これは確実です。

しかし、日本の共産党や社民党はかわいいところもあります。
海外の共産主義者は謀略の限りをつくしますが、日本の共産党や社民党は「中国共産党や朝鮮労働党が喜びそうなこと」はしますが、自ら「共産主義国家」を樹立させようという気概は感じられません。
本当は「もう共産主義は古い考えなのかもしれない」と自分でもうすうす感じているのかもしれません。

「平和を守る」のは当たり前のことです。
私は今明らかになりつつある戦前、戦時中、戦後の歴史をひたすら勉強中です。
そうすると、「平和を守る」=「国を守る」=「国民一人一人が賢くなった上で軍隊を持つ」という考えになります。
軍隊という暴力的な存在を持つには、それをきちんと管理できる賢い国民が必要なのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿